問題 1
老化に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
加齢に伴う疾患の増加は、生理的老化の原因になる。
生理的老化の特徴の一つに可逆性がある。
老化は環境因子に影響されるが遺伝因子には影響されない。
老化が進むとともに、生理機能低下度の個人差は減少する。
肺や腎臓(じんぞう)は、老化による生理機能低下が顕著な器官である。
→正解はココをクリック←
問題 2
人体の部位と病変に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
変形性関節症が頻発する部位は、肘関節(ちゅうかんせつ)である。
手をついて転倒して起きる骨折は上腕骨に多い。
側臥位(がい)では、仙骨部に褥瘡(じょくそう)ができる。
対麻痺(まひ)とは、左右両側の下肢の麻痺である。
脳死とは、脳幹以外の脳機能の不可逆的な停止をいう。
→正解はココをクリック←
問題 3
健康に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
健康寿命とは、介護を受けたり病気で寝たきりになったりせずに自立して生活できる期間をいう。
WHO憲章では、「健康とは、身体的、精神的、社会的、そしてスピリチュアルに完全に良好な状態をいう」と定義された。
集団の健康を図る指標に罹患率(りかんりつ)は用いられない。
プライマリ・ヘルスケアの理念は、一次医療(プライマリケア)による治療で健康を改善すべきという考えである。
「健康日本21」(第二次)の基本的な方針は、活力ある社会の実現のために高齢者の死亡率を減少させることである。
→正解はココをクリック←
問題 4
Aさん(55歳、男性)は、3年前に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と確定診断されている。
6か月前に、嚥下(えんげ)が困難になり、発熱、脱水のため入院して、誤嚥性肺炎と診断された。
その後、胃瘻(いろう)造設術を受けている。
現在は、退院して自宅にいるが、球麻痺(嚥下困難、構音障害など)があり、また四肢の筋萎縮と筋力低下が著明で寝たきりの状態である。
右上肢は肘(ひじ)と手首を少し動かすことはできるが、手指を動かすことはできず、左上肢と両下肢はほとんど動かすことができない。
眼球は動かすことができる。
次の記述のうち、Aさんの症状に関連する事項として、正しいものを1つ選びなさい。
経口摂取をしていないので、誤嚥性肺炎を再発することはない。
球麻痺があるため、コミュニケーションの確立はできない。
呼吸筋障害による呼吸不全をきたすことがある。
感覚障害と排尿障害を伴うことが多い。
介護保険の給付を受けられない。
→正解はココをクリック←
問題 5
認知症に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
アルツハイマー型認知症の治療に用いられる薬物は、現在、存在しない。
レビー小体型認知症では、パーキンソン症状を生じることはまれである。
脳血管性認知症は、生活習慣病(糖尿病.脂質異常症、高血圧など)が原因となっていることが多い。
正常圧水頭症による認知症は、外科手術で回復することがある。
認知症に伴うせん妄は、夜間よりも昼間の方が多い。
→正解はココをクリック←
問題 6
発達障害に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
学習障害(LD)の原因は、不適切な学習環境である。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療には、薬物を用いることがある。
自閉症(自閉性障害)の症状は、通常6歳以降に出現する。
自閉症(自閉性障害)の多くは、精神遅滞を伴わない。
自閉症(自閉性障害)の原因は、親の冷たい養育態度である。
→正解はココをクリック←
問題 7
リハビリテーションに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
温熱療法などの物理療法は、作業療法に含まれる。
作業療法は、身体又は精神に障害のある者に対して行われる。
理学療法と作業療法は、脳血管障害発症後の急性期には行わない。
リハビリテーションには、教育や職業などの分野は含まれない。
リハビリテーション医学では、障害の予防や再発予防は取り扱われない。
→正解はココをクリック←
試験結果・正答と学校別合格率
社団法人日本社会福祉士養成校協会(社養協)/JASCSW
※PDFファイル
⇒http://www.jascsw.jp/TEST/26th_happyou/26th_goukakuhappyou.pdf